噛み合わせが悪いと

噛み合わせが悪いとどのような問題が起こるのでしょうか?
まず考えられるのは、上としたの歯の接触部分が減るので咀嚼能率が低下します。また、接触のある歯に力が集中してしまうので、歯周病など歯の支えが弱っていると、大きな問題に発展する可能性があります。これらを防ぐためにも正しい噛み合わせが重要になります。

噛み合わせが悪いことで起こるトラブル

  • むし歯
    ブラッシングが困難で、虫歯になりやすくなります。
  • 咬合性外傷
    噛み合わせが悪いことで歯に大きな負担がかかり、歯周組織や顎の骨などを傷つけてしまうことです。
  • 顎関節症
    顎が痛んだり、口が開きにくい、顎から音が鳴るなどの症状が現れます。
  • 歯周病の悪化
    咬み合わせが悪いと一部の歯に大きな負担がかかり、歯周病の症状を悪化させることがあります。
  • 治療歯の脱離・破損
    強い咬合力や歯ぎしりなどにより、治療歯の補綴物が外れたり割れたりすることがあります。
  • 肩こり・頭痛など
    顎周辺の筋肉は肩・背中の筋肉とも密接に関わっています。そのためお口以外のトラブルにつながることもあります。

顎運動機能検査

咬合治療には顎の動きや筋肉の状態の記録が重要となります。当院では、顎運動測定器 アルクスディグマを使用して、顎の運動の状態を見たり筋電図で筋肉を動きを確認することができます。保険治療が可能です。

写真:顎運動機能検査
写真:顎運動機能検査
写真:顎運動機能検査
写真:顎運動機能検査

治療例

全顎的な咬合をすべて変え、正しい咬合関係を構築する治療です。これは、とても高度な技術が必要で、インプラント治療を併用することが多いです。審美性の改善や顎の痛みなどの改善も同時に行います。

写真:治療前
写真:歯台
写真:測定の様子
写真:咬合治療
写真:咬合治療
写真:治療後
費用
材料の方法により異なります。ご相談ください。(料金表を参照)
リスク・副作用
咬合の修正には治療期間が長くなることがあります。

噛み合わせ変化の様子

咬合調整前後の咬合接触の変化です。完成した冠を調整し、均等に当たるようになりました。

調整前

調整後

写真:下顎
写真:上顎
写真:正面

歯ぎしり

歯ぎしりの原因としては、主にストレスや噛み合わせの悪さなどが考えられます。歯ぎしりによって、噛み合わせの悪さが進行する場合もありますし、歯に大きな負担がかかるため歯が欠けたり、割れてしまうこともあります。歯ぎしりは自分では気づきにくいですが

  • 親などから歯ぎしりを指摘されたことがある
  • 寝起きに顎周りの痛みやこわばりを感じることがある
  • 歯に亀裂や欠けているところがある
  • 肩こりや頭痛がある

などの症状があるかたはぜひご相談ください。

歯ぎしりの防止

当院では、歯ぎしりの防止としてナイトガード・マウスピース・スプリントなどを使用しています。これにより、歯が削れることを防ぎ、歯ぎしりの際の力を弱めることができます。

写真:マウスピース

診療・セカンド
オピニオンのご予約

和田歯科クリニックは、最新の診断・処置技術と継続的なメンテナンスで
歯の保存に向けたアプローチを全力で行っています。

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